2015年3月22日日曜日

ニッカ シングルモルト 余市

ノンエイジドのこれ、家ではかなりよく飲んでいるウィスキー。シングルモルトのスッキリした味わいで、ずっと前から飲んでいるけどいつまで経っても飽きないのがその理由。

このコストパフォーマンスでこの味わいなのでニッカウィスキーの傑作だと思う。

余市蒸溜所は、積丹半島の付け根、小樽の西にある小さな街。ウィスキーの聖地であるスコットランドに気候が似ていたため、竹鶴政孝はここに蒸溜所を作ろうと決めたとか。雑草が生い茂る湿原がどこまでも続いている土地はピートが産出する。潮風が入り込む海沿いの裏寒い村はきっとアイラ島のスコッチも連想させるものがあったのではないかと思う。

ピートはスコットランドウィスキーに欠かせないスモーキーフレーバーを加える役割を与える。このかすかなスモーキーフレーバーは余市の大きな特徴。それに加えて、トワイスアップやロックで飲むと、立ち昇る香りはアップル系のフルーツを感じる。

これと似た雰囲気のする宮城峡も嫌いではないですがこっちの方が少しスモーキーさもあり、同じ値段でどちらを選ぶかと言われると自分は余市を選んでしまう。

表のラベルと裏のラベルはこんな感じ。


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